2012年8月10日金曜日

エアコン修理

この時期に多い修理と言えばエアコン修理です。
エアコン修理は外注に出す所も多いようですが、当社は治します。

この車は古いキャラバンですが外まわりでグリル、右ヘッドランプを外し、内装でコンソールBOX、ブロアユニットを外し、ワイパーモーターもずらして初めてエアコンユニットが外れます。
結構大変です。
 左側に外気導入の穴からヘッドランプの裏側が見えます。

エアコン不具合で古いタイプに特に多いのがエキスパンションバルブ(通称エキパン)の詰まりや作動不良です。
(奥の金色の物がエキパン)
高圧から適正な低圧に減圧している装置です。
エキパンを取り替え、エバポレーターを掃除したら逆の順で組んでいきます。

そして必ず同時に変えなければいけないのがレシーバドライヤで写真はないですが、冷媒装置内の水分、ゴミなどを吸着している装置で内部を長時間空気にさらすと機能しなくなるのでエアコン修理時には必ず交換します。

組み終わったら、30分以上真空引きして、ガスを入れていきます。
マニホールドゲージとにらめっこしながら規定圧になればOK完成です。