2016年11月9日水曜日

BMW 電動ウォーターポンプ交換

BMW 3シリーズ(E90)でオーバーヒート修理です。


専用診断機で原因を探ります。
ウォーターポンプの回転不良・通信不良のようです。

わかりくいですが奥に見えるシルバーの物体がウォーターポンプです。
先にサーモスタットを外し、狭いところを引き抜いてきます。
外した部品、これだけ見ると簡単そうな作業にみえますが・・・
取替するウォーターポンプとサーモスタットなど、純正は12万円オーバー、もちろんOE品(同じメーカーですが)を使用する事でかなり安くする事ができます。

またわかりにくいですが、狭い所を潜り抜け取付、たくさんある配管を装着して取付作業は完成。


 まだあります。
電動ウォーターポンプという事は強制的にポンプを回してやらないとキャビリテーションができません。
そこでBMW専用診断機です。
冷却システムペアリングで強制的にポンプを段階的に回しエア抜きしていきます。
1回のペアリングに12~15分これを3回してエア抜き完了です。
こんな感じでエンジン止まっているのに冷却水が循環しています。
最後にしっかり試乗して、再度コンピューター診断、異常なければ完了です。

この頃くらいからのBMWはモーター駆動式のウォーターポンプを使用していて、定期的に壊れるようです。
電動ウォーターポンプこれからは主流になると思いますが、耐久性が上がればすごく良いと思います。
 
納車待ち